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平成27年度「北海道
新技術・新製品開発賞」優秀賞を受賞


平成27年度「北海道新技術・新製品開発賞」優秀賞を受賞

釧路工業技術センター・釧路森林資源活用円卓会議・釧路市とともに札鶴ベニヤ(株) が開発に取り組んだ、北海道産の木材使用率を70~80%に高め、耐久性に優れた針葉樹の複合フローリングの商品「耐傷性フローリング『鶴ハード』(針葉樹タイプ)」が、平成27年度「北海道新技術・新製品開発賞(ものづくり部門)」の優秀賞を受賞しました。

受賞名平成27年度「北海道新技術・新製品開発賞(ものづくり部門)」優秀賞
新技術・
新製品名
耐傷性フローリング 「鶴ハード」
新技術・
新製品の
概要、特徴
  • 地産地消の観点から道産の木材使用にこだわった、耐久性に優れた針葉樹突板の複合フローリング。
  • 通常使用する広葉樹と比較して、針葉樹が柔らかいことから発生する「へこみやすい、傷つきやすい」という欠点を補うため、強度の高いMFD(木材を繊維状にほぐし、接着剤などを配合してボード状に成型したもの)を下地として使用し、UV塗装を多層化して施し、更にフローコータ方式により施すことで、高い表面硬度を実現した。
  • 通常外国産材を使用する芯材部にも道産材構造用合板材を使用することにより、道産材使用率を70~80%と従来品に比べ飛躍的に向上させている。
  • 地産地消を通して森林整備に資金を還元する意義は大きく、本製品の普及が期待される。

開発までの道のり

2012年〜釧路森林資源活用円卓会議の要請で始まったカラマツ突板フローリングを釧路市役所秘書課に設置

2014年〜これまで外国産材であった、フローリングの基材部分をカラマツに置き換えた製品の試作と塗装試験

2015年〜カラマツ突板を使用した道産80%商品で木目の美しいまま、強度を増した商品が完成。大楽毛よしの幼稚園(釧路市)で施工

メディア掲載記事